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- 島根県「オロチの爪(唐辛子)」
神話の国・島根県出雲市の南に位置する雲南市は、国産唐辛子の一大産地を目指しており、唐辛子以外のスパイス、「山椒・にんにく・生姜」の栽培も盛んな土地となっています。そこには、全長10~15cmにもなる大型唐辛子が生育しています。
鷹の爪より大きく、地元のヤマタノオロチ伝説に現れるヤマタノオロチの鋭く尖った爪になぞらえて、「オロチの爪」と名付けました。オロチの爪(唐辛子)は、一瞬の刺激的な辛さの後に、マイルドな旨みを感じる唐辛子です。
※品種はヌルボン種
オロチの爪(唐辛子)が育つ雲南市吉田町の土壌は、水はけが良く、過湿に弱い唐辛子の栽培に適しています。一方、潅水に欠かせない収穫の時期には、清んだ谷川の水を引き込み潤しています。また、オロチの爪(唐辛子)の圃場は、昼夜の寒暖差がある土地のため、農産物の色付きや味に深みを与えているといわれています。

▲日本最古の歴史書といわれる「古事記」に残る、この神話にまつわる伝説地が、雲南市には数多く残っています。




平成16年11月に「加茂町・大東町・三刀屋町・木次町・掛合町・吉田町」の6町の合併により新たに誕生した市です。島根県の東側に位置し、松江市と出雲市に隣接。南側は、広島県へ接しています。
南部の毛無山(標高1062m)を頂点に、中国山地に至り、北部は出雲平野に続き、大きな標高差が寒暖差となり、味に深みのある農産物の生育に繋がっています。一級河川「斐伊川」本流と支流の「赤川・三刀屋川・久野川」が流れており、大変に清らかで、水の豊かな土地です。豊かな自然が溢れ、1年を通して、日本の原風景が広がっています。
「山王寺の棚田」の風景、日本の滝百選「龍頭ヶ滝」、県の名勝「雲見の滝」と初夏の新緑から秋の紅葉まで四季を通じで繰り広げられる風景を楽しむ事が出来ます。


平成22年12月に島根県とイオン株式会社との包括業務提携協定が締結され、島根県の物産を拡販して行こうとしているなか、平成23年6月3日「スパイスのまち雲南研究会」が設立しました。
「スパイスのまち雲南研究会」は、雲南市、うんなんスパイスプロジェクト、雲南農業協同組合、雲南市商工会、イオンリテール株式会社が協力して「オロチの爪」を中心とした雲南市産スパイスのブランド強化を図っていきます。
