カシス日本一、青森市
カシスはヨーロッパ原産のベリーの仲間。主に北欧の寒い地方で栽培され、古くから利用されてきました。
青森市のカシス栽培は、青森市の夏季冷涼な気候が栽培に適していたため、昭和52年にドイツから導入された苗木が青森市に寄贈され、当時の農協婦人部へ株分けされたのをきっかけに始まりました。
昭和60年に、青森市管内農協婦人部農産加工振興会を発足、加工品の試作、苗木の一人一本運動などの活動が続けられた結果、栽培面積が広がりカシスを使った商品も販売されるようになりました。
近年では、カシスに対する注目度が高まったことから、日本一のカシスの生産地として認知されています。
ひと粒ひと粒、手摘みの収穫
農薬を極力使わない方法で栽培されており、花が咲くのは5月下旬~6月上旬、実の収穫は7月~8月上旬になります。
生産者の皆さんが手作業により、ひと粒ひと粒丁寧に収穫しています。近年は、栽培技術の向上が図られたことにより、果実の出荷量が年間10トンを超えるほどに増加してきています。
食育活動とカシス
食育活動の一環として、小学校敷地内で児童自らがカシスを育て、収穫した果実を学校給食メニューとして味わうことで、市の特産品に親しむ機会を増やすとともに、地元生産者との交流を深めています。
青森市内の小・中学校では、ジャムとゼリーが給食のメニューに取り入れられ、子供たちにも大変人気があります。
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あおもりカシス(冷凍)
生産者が大切にひと粒ずつ丁寧に手摘みした完熟「あおもりカシス」を冷凍にてお届けします!