茨城県が育成した、ベニバナインゲンの新品種
「常陸大黒」
常陸大黒の誕生は、昭和63年に茨城県の農業総合センター生物工学研究所が、「花豆白在来」と他の「在来種」を同時に栽培したところ、自然交雑が起こり、平成5年に収穫した豆の中に黒一色の個体を発見したことに始まります。
その後、黒一色の個体を分離して、選抜と固定を繰り返した結果、平成10年に品種の育成に成功、茨城県のオリジナル品種として平成14年に品種登録されました。
常陸大黒は、大きい黒一色の花豆品種です。
花豆で黒一色の品種は国内初。黒一色の豆類の中では、国内最大級の大きさを誇ります。