フードアルチザンの商品
日本の食で、日本を元気にする。
群馬県高崎市 Present’s
野菜スティックのような生食、きんぴら、煮物、松前漬けなど、にんじん本来の味が引き立つメニューにおすすめです。
大正時代にフランスから入ってきた種を旧国府村西国分の飯塚鉄太郎氏をはじめとする篤農家が改良し生産しました。
“国府”と“国分”で混同しそうになりますが、国府の中でもさらに限定された“西国分（にしこくぶ）”という字（あざ）名が由来となっています。その際に西国分の地名からとり「国分にんじん」と命名されました。
昭和30年代前半頃には国内で流通したニンジンの約8割を占めたとされており、高崎市立国府小学校横にある「圀分人参誌」と書かれた石碑には、その国分人参の歴史が綴られていて、地域で守り育んできた人々の思いを窺い知ることが出来ます。
「国分にんじん」は80㎝にもなる長さが特徴で高崎市群馬地域に伝わる伝統野菜です。甘く、香りも高いにんじんです。
内容：国分にんじん1本＋理由あり国分にんじん＋野菜セット
お承り期間：11月4日（金）〜12月4日（日）
お届け期間：12月12日（月）〜12月25日（日）
只今、販売を休止しております
昭和30年代後半に栽培・生産・流通・収納が難しいという理由により、市場から姿を消し“幻”の存在となっていました。
そうしたなか、近年、国府地区の農事組合法人「国府野菜本舗」の眞塩光枝さんが中心となり、国分にんじん復活への取り組みを始めました。
【4月】土づくり
サブソイラーで深耕に力を入れる。
【7月】種まき
高湿気で発芽が悪いため、水やりや種まきした上に、小麦のワラをカットしたものをまいている。
【9月】間引き
すくすく成長したにんじんをよく見て、良いものを1本残し他を間引く。
【11月～2月】収穫
今年の出来具合はどうかな？ドキドキする瞬間。
一度掘り起こしたものを冷蔵庫代わりに土に伏せ込む。
ボールに人参･切りイカ･切りコブを入れて混ぜておく。
鍋に酒･だし･醤油･みりんを入れ、火にかける。
沸騰したら火を止めて、かつお節を入れる。
70℃まで冷めたらかつお節をこしながら材料に回しかける。
材料は食べやすい大きさに切り、さっとゆがく。
干し椎茸はあらかじめ水で戻しておく。
鍋に醤油・砂糖・酒・みりん・椎茸の戻し汁と水を混ぜ中火で落し蓋をしながら煮詰める。
高崎市は、東京都心部から北西に100kmに位置し、標高60m〜1700mの標高差による変化に富んだ自然環境を生かし、東日本一の生産量を誇る「梅」をはじめ、多様で、魅力のある農畜産物を生産しています。
なかでも「国分にんじん」の生産される群馬地域は、榛名山浅間山等に由来する火山灰からなる黒土が分布し、作物の根が深く入りやすく水はけの良い豊かな畑地が広がっており良質な野菜の産地です。
また、日本一の生産量を誇る「高崎だるま」はまゆが「鶴」、鼻から口ひげが「亀」をあらわし、とても縁起の良い顔の福入りだるまです。
高崎市を代表する伝統野菜である「国分にんじん」の生産・加工・流通・販売等を一体的に取り組むために「高崎国分にんじん振興協議会」を設立し、地域資源を活用した産業の振興と伝統食文化の継承に取り組んでまいります。
