
栃木県那須烏山市 Present’s
中山かぼちゃ

中山かぼちゃのこだわり
大切に守られてきた中山かぼちゃ
中山かぼちゃは、旧烏山町中山地区(現在の那須烏山市中山地区)で50年以上前から農家が自家消費用に作っていたかぼちゃが由来とされています。栽培が難しく、収穫期間も短いことから、一部地域にしか流通してきませんでした。
そこで、栃木県が品種改良に取り組み、平成16年に県とJAなす南が共同で品種登録(ニューなかやま)をしました。また、平成25年にはJAなす南が地域団体商標登録を実現しました。

現在、種はJAなす南中山かぼちゃ部会の部会員が大切に維持・生産しています。生産にあたっては、研修・勉強会や生産履歴の記帳・提出を行い、商品には生産者情報を掲載しています。
中山かぼちゃの特徴
甘くてほっこり かわいいハート型
中山かぼちゃは、先がとがった紡錘型をしており、果肉は粉質でホクホクとした食感が特長です。
おいしく食べて、ほっこり笑顔になれるかぼちゃです。

じっくり熟成55日間
中山かぼちゃは、交配後、55日以上畑でじっくり熟成させて収穫します。
55日の収穫期間を守るため、交配日に札を付けて管理しています。


「中山かぼちゃ」の故郷、
栃木県那須烏山市
那須烏山市(なすからすやまし)は、栃木県の東部に位置し、県都宇都宮市から概ね30~35kmの距離にあります。人口は約3万人。
那珂川や荒川の清流、美しい田園や里山など緑豊かな自然に恵まれ、また、東山道や長者ヶ平の遺跡、近代化遺産(市内に16ヶ所)、伝統工芸烏山和紙、国の重要無形民俗文化財に指定されている「山あげ祭」など、文化や歴史にも恵まれた地域です。


国の重要無形民俗文化財
「山あげ祭」
~産地の見どころ~
今から約450年前の永禄3年(1560年)時の烏山城主那須資胤が、当地方の疫病防除、五穀豊穣、天下泰平を祈願し牛頭天皇を八雲神社にお祀りしました。その祭礼の奉納余興として、当初は相撲や神楽獅子等が行われていました。
やがて、江戸で常磐津所作が流行していたのをきっかけに常磐津所作を奉納余興として行うようになり、今日のような全国でも類似を見ない絢爛豪華な野外歌舞伎舞踊になりました。
この「山あげ祭」は6町内が輪番で行われ、毎年7月の第4土日を含む金曜・土曜・日曜の3日間行われます。

栃木県・那須烏山市
ほっこり中山かぼちゃ
55クラブ
協議会の趣旨・目的
地域特産物「中山かぼちゃ」の生産拡大とブランド化を図ることで、産地の振興及び伝統の食文化を守り、地域の活性化を目指して関係機関が連携して取り組んでいきます。
