
三円薯(さんえんいも)の歴史
青森県大間町奥戸(オコッペ)地域では、全国的に希少となったばれいしょ品種「三円薯(さんえんいも)」を栽培し、「オコッペいもっこ」の商品名(ブランド名)で販売しています。

三円薯は、原名が「バーモント・ゴールド・コイン」といい、明治38年にアメリカから青森県にもたらされました。
当時、白米が1俵で5円30銭だったのに対し、この種いもが6個で3円という大変高価であったことから、その名前がつけられたといわれております。

陸の特産品・オコッペいもっこ
~海の特産品・大間のまぐろに続け!大間を代表するブランドを目指して~
県の奨励品種にもなった三円薯ですが、一時は消滅の危機を迎えました。
しかし、食味や収量性に優れていたことから、奥戸地域では自家用として作り続けました。
近年では、品種の純粋性を保ち、より優れた種いもの供給に取り組むために、種いも圃場を設置、大間町から委託を受けたJA十和田おいらせが種いもを管理・供給しています。
こうして、「オコッペいもっこ」としてのブランド化を図っております。
