生産者が難しかった育苗や、白オクラの系統を守るための採種の取組を行っています。また新規栽培者が取り組みやすいようにマニュアル化した栽培技術の普及を進めました。
さらに消費者へのPR強化として、販売促進活動やイベント参加、料理レシピ作成、キャラクターシールの作成等にも取り組みました。また生食を中心に調理方法を検討して、多くのレシピを作成しました。
このような活動は、現在も引き継がれ、三隅系白オクラの発展に欠かせない存在となっています。
長門市は、山口県の西北部に位置し、北上する対馬海流の影響を受け、比較的温暖な気候となっています。
北部には、別名海上アルプスとも呼ばれる青海島の雄大な自然を満喫できます。
また西部には、「日本の棚田百選」に選定された棚田約600haが広がっています。
長門市では60年近く前から、三隅地区の生産者が絶えることなく種を継承してきた白オクラがあります。
三隅地区で栽培されている三隅系白オクラは淡緑色で、肥大が進んでも柔らかく、さらに粘りが普通のオクラに比べ約3倍もあることが特徴です。
現在この三隅系白オクラは、その品質が評価され、市内全域に栽培が拡がっています。
しかし、低い発芽勢や樹勢維持など、栽培方法が難しいことに加え、花落ちが悪く商品化率を高めるため、常に花を取り除く作業など生産者の苦労が絶えません。
生産者が難しかった育苗や、白オクラの系統を守るための採種の取組を行っています。また新規栽培者が取り組みやすいようにマニュアル化した栽培技術の普及を進めました。
さらに消費者へのPR強化として、販売促進活動やイベント参加、料理レシピ作成、キャラクターシールの作成等にも取り組みました。また生食を中心に調理方法を検討して、多くのレシピを作成しました。
このような活動は、現在も引き継がれ、三隅系白オクラの発展に欠かせない存在となっています。
花殻の除去
4月 | 種まき・発芽 |
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5月 | 定植 |
7月 | 上旬頃から収穫 |
(収穫の目安は、8~12cmに実った頃) | |
10月 | 中旬頃収穫終わり |
花殻が自然に落下しないため、除去作業を行います。
花殻を除去しないと実が汚れたり病気にかかりやすくなります。